TALLGEESEV
ゼクス:「死んでいたさ。だが、トレーズの亡霊がさまよっている以上、おとなしく棺桶で眠っているわけにはいかんのでな」

1/100HGのキットをMGウイングガンダムと並べられることを目指して徹底改修しました。
設定画よりも。ボックスアートやエンドレスワルツの劇中でのマッチョなイメージで製作しました。
マリーメイア軍の前に現れ、暴れまくったあのかっこいいシーンをイメージし、「強い、かっこいい」を自分なりに再現してみました。
◆改造点

○頭部
キットをベースに、削り込みとアルテコSSP-HG、プラ材で形状変更しています。
円筒状ポリキャップを内蔵し、引き出して微妙な角度調節が可能です。
マスクは設定画とは違い、劇中で戦艦の前にドアップで現れたときのイメージで作ってみました。(エポキシパテ削りだし)
トサカ、アンテナをシャープに。(アンテナは延長しましたが強度に問題があるため延長後複製し、レジン置き換えています)

○胸部
MGアレックスの内部フレームを内臓し、前後・上側に肩軸が可動します。
各アーマークリアランスをフレーム側を削り対応。
首もトールギスにあわせ調節。
胸の角度、肩の○モールドのフチ等を微妙に調節。
胸部下のフックを太めにプラ棒、プラパイプにて新造。

○腰下
MGアレックスのフレームを使用し、形状変更。
股間部は少し張り出す感じに角度調節し、アレックスフレームと接合。
股間バーニアを大型化。各部調整。
股間軸は前、下側に移動し、いらなくなった肩軸を延長したものに変更。真鍮線で補強。
サイドアーマーも分厚く整形、各部改造し、ABSランナーで作った軸でアレックスフレームのポリと接続。
リアアーマーは約5〜6ミリ延長。内部フィンを0.5ミリプラバンで製作。

○腕
肩の球体をジュアッグの肩を使って大型化。ポリによる軸うけを新造。
また目立つ可動軸の穴にプラバンを仕込み、動きにあわせスライド。透間隠しにしています。
それに伴い外装を内側へギリギリまで寄せつつ前後に大型化。エッジ調整。
メガキャノン、シールドラック接続部もキットのものを大幅に形状変更。
メガキャノン側は関節技ボールジョイント小である程度動きに自由が利くようにしています。
上腕はキットの物を芯に1ミリプラバンを巻き大型化。肩との接続用のピンをABSランナーで新造。
ひじ間接接続用のポリキャップ内臓。
ひじ間接はMGガンダムVer'1の足間接を改造し利用。
前腕は十文字に切断、約2ミリづつ幅まし。
ひじ関節用のポリを内臓。
間接はクリアランス調整し、少し引き出すことにより約90度に曲がります。
マニピュレーターはMGアレックスの物を改造。

○脚部
MGアレックスのフレームを内臓。(すねから下はVer'kaのものを移植)
股間軸との接続に、キットの肩の球形パーツを使用し、ボールジョイントではなく、一軸による可動方式に変更。球形の下側で回転軸をつくっています。
太ももはフレームと一体で作りましたので外装ははずれませんが、すねから下は外装をはずせるようにしてみました。
太もも自体をかなり太くエポキシパテにて改造。
ひざ間接も形状変更。
すねアーマーは約1ミリ幅まし、前後で約2ミリ幅まし。
分割を前後分割にしています。
各部アーマーのふちも裏打ち、面取り、パテ盛にてぶっとく。
太股横スカートはふちを1ミリプラ版で形状変更、大型化。
裏面はフィンをつくりました。
ソールとの間にシリンダーを新造。ソール側はポリキャップ、すね側がスプリング接続でソールの動きにあわせ稼動します。シリンダー自体も伸縮します。
シールは約5ミリつま先を延長。カカト部上部を形状変更。軸が極力見えないようにしています。
足の裏も一度フラットにし、0.3ミリプラ版でディティール追加。
センターにバーニアノズルを追加。


〇バックパックバーニア
上部の形状変更と、各部エッジの調整。
バーニア内部に小バーニアをいれ、密度アップ。
ウイング部をやや大きめ(約1.5倍)に形状変更。

○武器・シールド
メガキャノン
最中構造一体整形の部分が多く、ディティールがしんでいますので、各部を作りこみ。
パイプ類はすべて基部をプラパイプ、ホースをメッシュホースに変更。
グリップも太く形状変更。
キャノンの先は展開時により開くように調整。
シールド
ここも各部モールド筋彫りのライン変更などで、ボックスアートのイメージに。
ヒートロッド
各部エッジをシャープに。
◆塗装
基本処理、サフ終了後

○白
ホワイト+ブラックで作ったサフより少し明るめのグレーをベースに、ホワイトでグラデーション。
○青
コバルトブルー+蛍光ピンクごく少量をベースに、左記に白を足した色でグラデーション。
○赤
モンザレッド+蛍光ピンクごく少量をベースに、左記に白を足した色でグラデーション。
○黄
ガンダムカラーイエロー2
○メカ色
ベースグレー>マホガニー+ニュートラルグレー+カーキグリーン
○メガキャノン
ベースグレー>ニュートラルグレー+ホワイト+レッド+コバルトブルー
○各ノズル
ベースグレーにスーパーシルバー。
○トップコート
スーパークリアーつや消し+スーパークリアー2でつや消し仕上げ。

その他、マーキングシール、ガンダムデカール等でディテールアップしています。
スミイレは各種エナメル塗料を混合し、2〜3色使い分けしております。
メインカメラは反射シールでアクセントとしました。
使用キット:MG ALEX +MG GUNDAM[Ver'ka]

頭部アップ
左2枚:正面の表情です。アゴをひくことにより目つきががらりと変わります。カメラアイは反射シールにクリアーグリーンで「キラリ」としたアクセントにしています。
右2枚:円筒状ポリキャップにより、引き出し可能に。上下にここまで動かすことができます。
肩球体部分
ここはジュアッグのパーツを流用。どうしても構造上、上下の可動軸が目立つのでプラバンをポリとの間に入れ、可動時に内部でスライドするようにしています。これにより、関節の露出を軽減しました。
腕の可動。
左から伸ばした状態>そのまま曲げた状態。
さらに、一番右は関節の下側で引き出し、90度以上曲げることができます。
3面図
プロポーション的には、キットに比べて約1cm弱、頭頂高がかわっています。また、脚を太くし、肩アーマー外装をギリギリまでつめましたので、末広がりのプロポーションになりました。
腰フレーム
アレックスのフレームが芯になっています。
キットではサイドアーマーまで一体化ですが、アレックスのポリ部分を使い、サイドアーマーも可動式にできました。リア、フロントはすり合わせ、固定式です。
シールド
微妙に面構成を変更。ボックスアートに習って筋彫り等のバランス変更。
本体との接続部もボックスアートを参考に改造。
裏面は淵をエバーグリーンのスリットプラバンにてデコレート。開いた部分もマイナスモールド等でディティールアップしています。
武器
メガキャノンは基本構成はそのままに、各部をディティールアップ。
先端はより広がるように、またグリップ部も幅・面取りを変更。
パイピングは全てメッシュホースに変更しています。
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製作途中状態はこちらをクリックしてください。
あとがき
このTALLGEESElll、MGウイングが出ると決まったと同時に購入。一度しかみていなかった「エンドレスワルツ」の中でも「一番活躍してるように見える機体」だと感じていました。
すぐにレンタルビデオ屋に走り、もう一度イメージのつめなおし。
劇中ではゼクスともども凄くかっこいいのに、どうもキットのままのバランスではしっくり来なかったんです。ボックスアートはかっこいいのに・・・
そこに先駆けてHJ誌での1の徹底改修作例が発表され、そのカッコよさに近づけるよう、3にて挑戦しました。もちろん参考にはさせていただきました。やはりHGキットとはいえ、アップデートは大変でした。
しかし、完成の暁にはその分充実感がえられました。自分では合格点の作品だと思っています。(^^)
ブラウザでお戻りください。
首フレーム
頭部をつけるとほぼ見えませんが、市販パーツにてデコレートしています。またアゴにあたる部分はスプリングにより接続していますので、頭部の動きにあわせ「にげ」が効くようにしています。
股間フレーム
改造によりいらなくなったノーマル肩内部球体部分を脚部に採用。ボーリジョイントは廃止、一軸可動により前後、左右スイング。
ボール下で横ロールの加同軸を設けました。
リアアーマー、サイドアーマー
裏面にプラバンによるフィンを追加。
またサイドアーマーは関節技ボールジョイントにて接続。マルチ可動にしています。
ソール
足裏はプラバン、バーニアパーツにてディティールアップしました。
また、足首にシリンダーギミックを新造。足首の動きに合わせてシリンダーが連動可動します。ひねりにも対応。
脚部内部フレーム
アレックス+Ver'kaで製作した内部フレームは、すねから下は外装の取り外しが可能です。
←ひざは90度以上まがります。
腰アーマーの可動や、股間軸のタイミング変更で膝立ちが可能になりました。